シン・エヴァンゲリオン3回観た!(ネタバレあり)
おばんどすぅカカセオですぅ。
昨日はちょっと訳あって有給をとってて、用事の間に時間が空いたので、この度三回目のシン・エヴァを観てきた!
入場特典のペライチのやつなんだけど、あれが新しいのになってた。
1回目のとき → 表アスカで裏が専門用語の羅列
2回目のとき → 品切れなのか何もナシ
3回目のとき → 表が浜辺の集合写真で裏がセリフの羅列
これは地味に嬉しいサプライズだったw
3回目ともなると流れも分かってるし、集中しないといけない箇所も分かってるし、とにかく勝手が分かってるので、かなり落ち着いて観ることができた。
あと、数日前にNHKで放送されたプロフェッショナル庵野秀明スペシャルを2周観てからの観劇だったこともあって、更に相当数の考察動画とか観てたってのもあって、かなり明瞭に観れたし、全然違った楽しみかたができた。
でね、それはそれで良いんだけど、
やっぱ色々と知りたくなってしまうのよね。
最終的に多くの謎が残るのは、やっぱりユイだよね。
ゲンドウがマイナス宇宙でシンジに話してたけど、、、
あれはゴルゴダオブジェクトだよ
ヒトではない何かが残していった神のやつだお
運命を変えることができる唯一の場所だお
お前の母親もあそこから来たYO
って言ってたじゃない?
え?何なに、、、ユイさんはゴルゴダオブジェクトから来たの?
人間じゃないってことよね?それって。
マイナス宇宙まで追いかけてきたシンジにわざわざこの説明を入れるってことは、それ相応の意味のある設定ってことになるけど、真剣に考えると、ユイさんは第一始祖民族なのか、もしくはそれが用意したアダムやリリスとは別の生命体だったのか、、、
せっかく色々と伏線を回収してキレイに大掃除している最中に、なんでこんな超設定を放り込んできたのか、、、
それがわからないで悶々としています。
色々考えると、ユイさんは人外レベルと言って良いくらいに先見の明を持ってるのは確かで、その能力を説明するために、ヒトではない何かが用意したゴルゴダオブジェクトの中にいた存在なんだよ。だから色々分かった上で初号機のコアに残ったんだよ。
っていう説明をするため?なのか。。
さっぱりわからないですね。
でもゴルゴダオブジェクトの中は虚構と現実が入り混じっている世界ってことで、あのエヴァというアニメの世界からすると、それと対となる形で、我々の生活する世界、つまり、エヴァという物語を映画として観ている我々の現実世界になっているって感じの演出がありました。
それを合わせ考えると、ユイって人は我々の本物の現実世界から、ゴルゴダオブジェクトを通じてエヴァの世界を作って、その中に自分も入ってみた。みたいな感じの存在だったのではないかと考えることができるよね。
「泣くな原ちゃん」みたいな感じ。
同人誌書いてる腐女子が、自分よりもコミュ障な男性キャラを作成して、そいつを手なづけるみたいなことやったら、その男性キャラが異様に自分に固執しちゃって、アディショナルぶっこいて頑張るみたいな。
・・・どうだろう。
いずれにしても、ユイの出自が一番ナゾだよな。
それはそうと、凄い面白い考察動画みつけたので貼っておく。
シン・エヴァ公開後の今あえて「破」を分析してる動画。
これの続きで、、、
これ
この考察凄い面白い。
エヴァってのは、どこまでいっても庵野監督を観てるようなものだから、それを本当によく解説できてる。
凄い。
つうか、エヴァって昔からなんかうまく言えない感じの違和感がずっとあって、それの正体ってのが、なんとなくこう、尺も無限じゃないし、エンタメ作品としての制約もあるから、描ききれないものは割愛してるだろうから、なんかそういうボリューム不足な部分から出てくる違和感なのかなぁ・・・って無意識に思ってたけど、この動画みて分かった。
それは庵野監督の悪魔的な演出技術によってわざと本質から観客の感性を遠ざけられてたからなんだなと。
だって、多分この解説者の説明する部分が、演出の魔力なしに構成されてたら、この違和感は払拭されるだろうから。
なんというか、すげえアニメ作品だよね。
つうことで、マタンギ!