リモートワークのお供アイテム

いやぁどうも!カカセオです!

時代はyoutuberだというのに、好きなんでしょうね。活字が。

いまさらブログを開設しましたよ。

いや、そんな活字も好きってわけではないんだけどね。

とりあえず、第一発目の投稿は商品レビュー兼ねた記事です。

 

さて、どうですか。長引くコロナのせいでやべえ世の中になりましたよ。

カカセオはとあるIT企業で働かせてもらっておりまして、いまはフルリモートの毎日です。日頃から、「将来的には物理的な居住地に縛られない労働環境になっていくんだろうなぁ」とか思ってたら、将来的どころか、いきなり来ましたね。

 

会議や商談もZOOMで、飲み会までZOOMでやる世界になりました。

リモート業務期間中にコロナ罹患するわけにもいかないので、基本的には休日も派手な外出は自粛するわけです。

そうなってくると、やっぱり自宅の環境を整えるって方向になってくるわけですが、買っちゃいましたよデカい4Kモニタ。

でもね、今日書きたいのは、このモニタではなくて、スピーカですね。

いわゆるスピーカです。

 

やっぱ自宅でずっとPC仕事してると、よほど集中を要する作業以外は流したいじゃないですか。BGM。

カカセオはいままで、自宅の自室に籠っている時間ってそんなになかったので、DTM機材とかはあるけど、どうせ作曲する暇もないし、PS4とかも自室にあるけど、どうせやる暇もないし、タワー型のPCにデュアルモニタを机に並べてるけど、どうせいじる暇ないし、そのモニタにfireスティック差してるけど、どうせ観る暇ないし、、、ってことで、自室の環境とか、ましてやスピーカの音質なんてこだわってなかったわけですよ。全然。

 

でもね、この巣ごもり生活になってくると、欲しくなるんですよ。

ワンランク上のBluetoothスピーカが。

まぁね、今まで使ってたスピーカがちょっとアレなやつでド●キホーテに山積みにされてた2000円くらいのやつだったわけで、まぁ昔からDTM野郎だったし、ガラケー時代は着メロ制作の耳コピの仕事してたってのもあって、自分で言うのもナンですが、わりと耳は肥えてるほうなので、ずっと我慢してたわけです。

ド●キのゴミスピーカで。

そりゃ2000円くらいのスピーカです。

いちいちどんなふうにひどかったとか書くようなものでもないです。

 

数年前に職場近くの家電量販店で試したスピーカ、

BOSEの「Sound Link Mini2」ずっと気にはなってたのですが、前述のとおりで、ろくすっぽ自室での時間なんてないような自分には贅沢品だ!

だめだだめだ!っていって我慢してたんです。

 

でも買ってみました。

自宅近くのヤマダ電機で。

 

ええですね。

ええってのは知ってましたよ。以前から。

やっぱええですね。

結構youtubeとかでレビューしてる人の動画みても、みなさん結構高評価されてますが、やっぱ、ええです。

 

僕はね、良いスピーカの出音ってのはね、お米に例えて説明しますよ。

オコメ。

いや、チャーハンってあるじゃない?

あのやつ。あれがどうですか、例えば水分多めのべちょべちょのオコメで作られてたらテンション下がるでしょ?

やっぱパラパラのオコメであるべきなんですよ。

まぁよく言う「粒がはっきりしてる」って言ったらそれまでだし、何も斜に構えて、「~ぼかぁね、オコメだと思うんだよね。音って。」みたいな感じに言うアレでもないんだけど、ようするにそういうことですね。

 

スピーカの原理って、電圧の細かい変化に反応して膜が振動することで空気中に可聴波を伝えるようになってるんだけど、つまり一枚の膜が何パートもあるような楽曲を再現するわけです。

だからチャチなやつだと、各パートや音域がべちょべちょに癒着してしまって、立体感が損なわれた出音になるんです。

そこに加えて、よくあるBluetoothスピーカだと、これみよがしに低音を強調するイコライザ設定になってて、もう他の帯域を侵食してまで迫力で胡麻化そうとするような商品が多く出回ってるわけです。

さらに頼んでもいないのに、べったりとしたコンプがかかってて、オーディオソフトで見た場合に、味海苔みたいな起伏の乏しい波形になる感じのあの悪い意味でしかない「チープ」って感じの出音になるわけです。

 

ちなみに僕が我慢して使ってたやつだと、コンプ感が無い代わりに、中音域だけが持ち上がる設定になってて、例えばライドシンバルの金属音とか、下はふつうにベース音とかが完全に犠牲になってて、ただただメロやボーカルだけが強調されるといった感じで、まぁあれですよ、聴けたもんじゃなかったわけです。

もちろん、もともと2000円くらいのものですし、それがひどかったとか書くのもお門違いなのはわかってますよ。わかってますが敢えて違いを語るために書いてるといったあんばいです。

 

そこいくと、やっぱ全然違うんですよ。「Sound Link Mini2」。

 まず、上品な低音。

この小さな筐体でどうやって実現したのかは分かりませんが、まぁちゃんとした低音パートの低音です。

振幅は出てるのに、圧力で他のパートを侵食しない低音が実現できてるんですね。

これだけでも感心ですが、次に音の粒ですよ。音像がぼやけることなくしっかり個々の独立したパートとして再現されているし、良いスピーカってのはこの個々のオコメの粒同士の倍音のヒダヒダが重なった部分で生じる事象を、聴く人の耳に届けることのできるスペックを有しているものを指すと思ってます。

そういった意味では、完全8度(オクターブ)の関係でもハーモニーを知覚することができるくらいのものが理想と言えます。

さすがに高級オーディオのクオリティと比較したらさすがに、それはちょっと負けを認めないといけないですが、いやいや、なかなかどうして大したものですよ。

 

・低音がしっかり出ていて、且つ他のパートを侵食しない。

・音の粒、輪郭が明瞭で、音像がぼやけない。

・高音もちゃんと出るよ。

この3点を実現することがストレスの無い音楽体験を生むための重要なポイントになるわけですが、これをクリアしてると言えるものでしたって話です。

ちょっとお高いですが、音楽が好き!でもスピーカで場所取りたくない!

って人には、絶対後悔の無い逸品だと思いました。

 

でね、

僕ね、ここだけの話、高校生くらいの時にプログレッシブロックが好きだった。

いや、正直いうと、今でも好きさ。

このSound Link Miniでね、ちょっとプログレも聴こうかななんて思ったある朝、たまたま見つけたWebページでね、Rick Wakemanの自伝を好意で和訳してる方を発見したんです。

その方は書店を営む英語教師の方で、あ、許可とか得てないのでリンクは貼れないんですけどね。

とにかく、Rick Wakemanの自伝ってそもそも訳書が無いし、本国の英国でもすでに廃版なんだけど、この方なにがすごいって、なんとRick本人に連絡して、和訳してブログで公開する許諾まで得て、それでちゃんと公認で公開しているってことなんです。

 

もうね、感動しましたよ。

あ、Rick Wakemanって誰?って話ですよね。

YESっていうバンドがありましてね、そこのキーボードを担当されてた方ですね。

今はその息子がメンバーだったりするんですけどね。

青春時代に好きだったRickの自伝が面白すぎて、いやこれだけ面白く和訳できるスキルも凄いし、いろいろ感動しながらRickのサウンド聴きながら読んでたら、なんだか気持ちがとってもノスタルジックでメランコリックでリリカルな感じになってしまってね。

なんかね、音楽ってそういう力もってるよね。

 

だからもう手放せない。「Sound Link Mini2」。

もしも巣ごもり生活にいい音質をって思う方は、店頭で試してみてね!

では、マタニティ。